鈴木家の嘘
結局、彼(浩一)の自死の原因はわからないままだった。
ということはつまり、彼の物語ではなくその家族の物語ということ。
いなくなってしまってからオロオロする家族。
後悔と贖罪で日々を過ごしていく。
勝手にいなくなるということは周囲にどれだけ重い罰を与えるということを書きたかったのだろう。影響は計り知れない。善人であればあるほど重く受け止める。
人の死というものはそれだけ重く受け止められる。今朝ドラ、エールではビルマの戦場のシーンが書かれている。それを見るだけでも戦争は絶対あってはならないこと思う。
なぜ領土争いが起こるのか。
攻められたら守らねばならない。
YES
なぜ攻める?
そんな国は滅ぼしてしまえ!
世界軍だ!
なのか?
冷戦のように武力と武力で均衡させるしか方法はない、に違いない。
と、思っている間はなくならない。
貧困にあえいでいる人がいる間は衝突は終わらない。
「13時間 ベンガジの秘密の兵士」をみた。
そこからISの流れにつながっている。
力では何も解決しない。
米が中東から手を引くっても今更感が強すぎて、問題を解決してから抜けろよと叫んでしまう。しかしこれも一兵士のせいではなく行動を決定した怪物がいる。机の上で。怪物は自分を怪物だとは思わず正義の使者のつもりで判断する。どこの誰に死にに行けと命令する権利があるというのか。
資源は仮初め。人類のものではない。
自然の配分に任すべきだ。
すると、弱肉強食だということ。
それが進化の法則。
進化の条件。
生き残るものが次世代に命をつなげる権利がある。
さ、すれば戦争は自然の理。
争わない解決方法を見つけだそうとしている人間は悪?
いや、違うな。
それもまた自然の理から外れていないわけで、
争うか争わないかの2点で答えを出そうとするからわからなくなる。
どちらも進化の理。
まだ人間は不完全で何が一番か模索している途上なのだろう。
AかBかどちらだ。
Cもあるぞ。DmoFmoGmoXmo
大金持ちになる幸せと、
毎日笑って生きていける幸せと、同じでは?
生きていける幸せもまた、おなじ。
つまり、いなくなってはだめっとこと。
風が気持ちいい。それだけでよい。
はらへった。ご飯がうまかった。それだけでよい。
人に声かけてもらって褒められた。それだけでよい。
ほんと、それだけでよい。
だから、生きろ。