No Offence ~good after bud~

眠れない時間の妄想と思考、あくまでも個人的な1億分の1の個人的な破片です。。

母性(湊かなえ

前編澱んだ空気が流れていた、

ような作品だった。

予備知識が何もない状態で見ていたので、

誰が誰をやってしまうのか、とはらはらして見ていたら親子三代の母性の物語。

ただそれだけで見事に物語を引っ張っていく作者の巧みさ。女優人の呆れるほど優雅な演技。女王蜂の人生かよと思ってしまった。母性とはもしかしたらそうなのでしょう。

それにしても男の情けないことこの上ない。

この上は作者に父性をテーマに書いて欲しいものです。きっと違った一面を見せてくれるでしょう。歪んだ父性。そして不正につながる父性。夫妻が父性と絡まってダメ親父は今日も酒浸り、なんてな。

罪の声と天気の子

暇だったのと、

ようやく文字の世界に戻りつつあるのと、

ボケてきた俺が、

このまま何もかも忘れてしまう前に記録しておいた方がよくね?と思ったのでこうして暇つぶししています。

罪の声、面白そうなタイトルとあらすじだったので見た、ら、これ、ロードショーでみた作品だった。

https://tsuminokoe.jp/sp/index.html

グリコ森永事件をベースに、あの時事件に使われた子供の今を想像しつつ、事件の真相に迫る物語。犯人の目的である金が株取引で達成されたという解釈は納得できる。あまのご時世なら犯人の足は簡単についたろうに、当時では無理だったのだろう、残念だ。ただ犯人グループの人数大杉。実際は4ー5人?

そう、2度目だというのに、すっかり内容を忘れてはまっている俺。

これ、絶対ボケてる。

 

そして次にまた天気の子。

のっけからあれ?このシーンどこかで見たことがある。原作のパクリ発覚!かと色めきたったが、次から次へと見たことあるお話の展開。ありゃりゃこれもどこかでみたのね。見たことさえすっかり忘れている、のに、ストーリーは覚えている不思議、新海マジックか。

ラストは再び出会ういつものあれだけど、すこし飽きてきたかもしれない俺です。

ノリは楽しくて好きだけど少々食傷気味です。

青春恋愛じゃないもう少し大人の未来を見てみたい、と思った訳です。このボケたど頭で。

実写映画は暗いがほのぼのとした未来を、

アニメはありえない明るい未来を、

2度も見るなんて俺相当好きなんだな、実は。

 

 

ちむ、どんどん

全然ちむがドンドンしない彼女が主役な朝ドラ。いつまで経ってもだめだこりゃとなり更新もままならぬ。

これは、主役に沖縄の一番星を持ってくるべきだったね。それほど彼の存在が際立っている。

流星って沢山出てきたのでややこしいが涼さんのほうね。今後も大注目ですよ。

今回の朝ドラ、脇が面白すぎて、存在感がありすぎて主役がもともとダメすぎて目と視点がうろうろしてしまう。これは当初の配役はますですね完全に、と偉そうに素人が思う。

早く終わってと願う作品に出会うとはおもわなかったよ。

芋タコなんきんと比べちゃダメですからね、テレビの前のみなさーん^ ^

お、そう言えばあの姉妹みな一本調子な姉妹だったな。それが演技プラン、狙いだったのか?

なら、見事に嵌められている模様。

もう少し様子をみるか?

カムカム・エブリバディ(ひなたへん)

カムカムが始まって毎朝ずっと楽しみに見させていただいている身としては、

あと2か月ほどで最終回を迎えるのかと思うと少しもやっとするものがある。

餡子からさっちも、そして日向。暗いからだんだん明るくなっていく展開は自信の時代に沿って進んでいくので、うまいな~、と唸るしかない。

そして回収されていく伏線。虚無増の謎やサンタさんの登場などここからが楽しみで仕方がない。弟が野球やっているのもおじさんにつながる伏線なんでしょうし、ひなたの回転焼きがおじさんとさっちもちゃん、あんこと結び付けていくアイテムなんでしょう(多分)

で、それにしてもジョーの音楽がどこへつながる?まさか難波のモーツアルトの登場か!

ナレーションのジャイアントシロ太はアメリカの孫として登場?

一番気になるところはひなたは餡子をつかって和菓子屋を再興するのか、どうか。

や~楽しみだ。

JUNK HEAD(字幕版)

前知識何もなし。

字幕なので単純にハリウッドハチャメチャSFかと。

オープニングから日本語が流れてきて、まず驚いて、

映像にびっくらぽんした。

そして一気に物語の世界に引き込まれた。

地底に転がっていくJUNKな頭。

そしてラスト1分でも終わらないエンディング。

続きがみたい~のであります。

人類の謎、地底人の謎、まだまだ残っています。

ストーリーの面白さは折り紙つけておきますが、

全編クレイ動画の凄み。

これは絶対見ておくべき作品でしたね。

なぜ、全然しらなかったのだろう、無念。

ホームステイと永遠の仔

転生したら僕は僕だったという作品を観た。

よくまとまってちょっと考えさせられる出来栄えだったと思ったら原作は小説の「カラフル」だった。

そして、これって、最近読了した「永遠の仔」と同じテーマだったのねと一人ほくそ笑んでみる。

あの絶望するような長さの長編大文章を嬉々として読み始めたのは、その前に「悼む人」を読んでいたから。あの作者の超長編?もしかしあたらかなり深く沼るのかと、おおむね3か月かけて読んだ。読み終わったころには前半部は記憶にないので再度読んだ。の繰り返しだったりして。

そして、結論付けたのが許しを求める物語だったのかということ。

そして、ここから「悼む人」続いていくのかということ。

ジラフは一人になって巡礼を始めるのだ。人々に「生きていてもよいのだよ」と伝えるために。そして、全部僕が覚えているからと。

 

と、ま、「太陽の仔」に感じていたことなんだけど。

「カラフル」も生きていてもよいのだよ、を伝えるための作品だったのでしょうか。

偶然同じテーマを引き当てたんか、

ただ、今自分が生きるための答えが必要だから答えを求めたのか。

 

虐待された子供たちに必要なのは愛という言葉ではなく、生きていてもよいのだよと示す言葉であったり態度であったりするのだろう。

TVで里親制度を紹介していたが、

里親になじめない子供が大半だという。

彼ら彼女らはどこかで自分のことを不用品かもしれないと疑って、抵抗して苦しんでいるということだろう。

自立ということが分かるまで保護者は(肉親でなくても)生きることを教えていかねばならないのだろう。良い大学に行くではなく、良い会社に入るでもなく、誕生したからには、何をしても生きてることを許されているんだよということ。

世の中の大人と自覚している人はもっともっと子供の話を聞いてあげようじゃないか。

プリズンエスケープ

ハリーポッターが魔法を使って牢獄から脱出する物語。

ではなく、実際の南アであった差別を廃止する運動家の脱獄劇。

 

https://youtu.be/fKwsz6ua5EM

 

牢獄を穴掘って抜けるのでもなく、

塀を乗り越えて逃げるのでもなく、

堂々とドアから抜け出すなんて、何という発想なのでしょう。生き延びるためには毎日の積み重ねが希望につながる。って何という精神力なのでしょう。それに比べたら今の政治に対する大衆の演劇なことよ。個人個人がもっと考えて行動したら世界は変わるかもしれないぞっと思わせる作品。

日本の副題に脱出のための10の鍵、洒落てるw

退屈な人生から抜け出す10の鍵は?