No Offence ~good after bud~

眠れない時間の妄想と思考、あくまでも個人的な1億分の1の個人的な破片です。。

熱海殺人事件

つかこうへい作、熱海殺人事件の映画化。

志保美悦子が出演してるってだけでみる価値あり、多分。

ただ、古い。今となっては間合いといいギャグといいテンポがのんびりしているように感じるられるのは私だけでしょうか。風間杜夫も若くても今と同じ演技が持ち味的?でいいよね、この人妙にセクシーだし。次の任三郎は彼なら出来るな違いない、やるだけならだれでもできるが。

つかから、みたにに、そんな流れが見える作品でした。

ただ部長刑事、仲代達矢の狂気は此方が上かも。

 

追記

風間杜夫さんにふれたら、8日放送の相棒で出演なさっていた。コミカルなもと詐欺師で画面に映っているだけで笑える~。本当に良い役者さんだ。政治物のコメディーを彼を主役に制作しないかな。絶対見るけど、多分。

かしこい狗は、吠えずにわらう

雰囲気、台風娘みたいな青春ものかな?とのんびりみていたら、段々狂気に侵されていく日常がりあるであった。

いじめられっ子が自分を守るために嘘をつく。

主犯の子がやり返されて、

やり返した子がまた別の子を支配する。

いじめはいじめるほうがわるいのであって、いじめられる方が逃げるのがおかしい、と整君は言い放つが現実そう上手くはいかない。

ラストはイズミの席にすわったミサ。

もしかしたら、弁護士や裁判で話した話はミサとイズミの立場が最初からちがっていたかも。

だって、あの赤い傘は盗まれたかさでしょ?

はぜ彼女が持ってんのって話。

ミサは次の獲物も狙ってる。こわー。

 

 

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/かしこい狗は、吠えずに笑う

コンフィデンスマン 英雄編

何が誠で何が嘘か、

はたまたこの世は嘘だらけ、なのか?

アンちゃんだけが騙されてのか、

ネエちゃんはどこへいった?

ツチノコ探してミミズ発見!

ようこそ、コンフュでんやんすの世界へ。

 

これまでTVシリーズ、劇場版と見て方が、

英雄編は歴代トップの面白さであった。

ツチノコはちょっと陳腐感が否めないが、

ルパン3世の世界観をかりたコンゲーム、面白い。銭形や不二子ちゃんに、ジェシーやスターまで総出演。憎いね脚本。

英雄編の中で、いなくなったお二方の追悼も込めてこれからの社会の生き方を見せてくれたのではないでしょうか。

 

はたして、本作品がヒットしてボクちゃんは帰ってこられるのだろうか。それともこのまま次回作は立ち上がらず消えてしまうのか。

次回作、カリオストロの白編乞うご期待!

いそっぷの思うつぼとスペシャルアクターズ

どちらも上田慎一郎監督作品。

ついでに見た作品を加えると「カメラを止めるな」

いや、どれもこれも面白かった。

最後のにどんでん返しの落ちが待ち受けるスティング作群。

最初、なにも考えずにスペシャル・・・を見たときに、タイトルデザインというか、

残隊のチープ差というか、画面の雰囲気みたいなものがカメトメに似てるなと感じた。

そして最後に待ち受けるドンデン。ここで確信しエンドロールを必死に探す我www

監督の名前を発見し、さらに、昔見たいそっぷ・・・を思い出す。

 

そうだ、どれもこれもみな夢落ちじゃん。

いや、夢ではなく、演技落ち。

はい、ラストはすべて演技でした、となるあれである。

「スティング」しかり、古今東西面白いくらいだまされる作品はみなあれである。

難しいのは同じ手口は使えないので切り口をどう変え、開拓していくかということ。

もっともっと斬新な演技落ち見せてくれ~

孤老の血 Level2

一言で表すと「東映往年のやくざ映画」だった。

だから、とっても怖い。

意味なく人が殺されていく。

主役の鈴木亮平の役柄のふり幅に驚かされた。

いま「東京MER」でヒーローのような先生を演じているかとおっもえば、

凶器のやくざ。彼の本質はどこにあるのだろう?

と、思ってしまうくらいどちらもはまっている。

勢い、前作の「孤老の血」をレンタルして見たが、

思いのほか、ぬるかった。

それは鈴木亮平のいない世界だったからだと思う。

残念ながらLevel2のラストでなくなってしまうのでLevel3での登場は望めないが、

ゾンビのように復活してほしい、と願う。

そして、西野七瀬。いい!

だれだよ、彼女に文句を言ってるやつ。

この作品を見やがれってんだ。

 

荻窪風土記

井伏鱒二荻窪風土記」なつタイトルのNHK特集が再放送されていた。

開高健も出演して話をしているというので見た。

お二方も古典作家のように感じていたが、

話している姿や内容を見ているといまでもそこで生きているようだ。

50歳代の開高健井伏鱒二

開高健は50となり書けなくなったという。

あんな大作家でも書けないんだってさ。

きれいになりすぎて意欲がわかない、と。

どうすればよいのかと齢85の井伏鱒二に問う。

「かけ」と一言。あいうえおでもよいから書きなさいと。

おしゃれできれいになって書けなくなった開高健と仙人のような井伏鱒二が面白かった。最近まで生存していた大作家。部屋の隅っこを探せば黒い雨の文庫があるかもしれない。ちょっと読んでみたいなと、青空文庫を探してみたが、太宰関連のものしか引っかかってこなかった。面白いよな、この関係性。

NHKが庶民からお金を集めて成立しているなら、放送時間にかかわらず、もっと良質の映像記録を残しておくべきだし、放送してほしい。今を生きている人の考えや個性を残せ!それでこそNHK。きっとそうだ。

ひきこもり先生

NHKのドラマ枠は突然とんでもない問題作を、

なんの前触れもなくさらっと放映する。

見逃して泣きを見ることが時々ある。

「え、あのドラマ見なかったの?」と三段上から見下ろされる。

日頃の態度の裏返しとはいえ、グサッとくる。

そうなると、もう家から出られない。

気持ち悪い。

誰ともしゃべりたくない、話したいけど。

人目を避けたい。

大人たちの裏切りが、ご都合が、引きこもり沼への入り口かもしれない。

佐藤さんの演技は圧巻で、苦しさを表現すればきっとそうなのだろう。

集団教育は個人で学ぶより成果が出やすい、は、わかる。

出来る=頭の良い子が上位なら下位の子を軽んじてもよいのだろうか。価値はないのだろうか。多様性を認められない集団はまとめやすい。でもそれは独裁者の考え方だ。政治の世界でも行きつくところはおとなしい集団から税金を巻き上げて国力という力を蓄えて、国民を守る?

守るものは全員ではなく上級国民といわれる方々と一部の富裕層。

そのためには下位層は犠牲になってもよいのだろうか。

引きこもり先生の学校は集団教育の場とこぼれてしまった子供たちの学習の場を分けて用意している。フリー登校クラスだったか、個人個人が自分のペースで学ぶ。

そうすることで、少なくともできないから、スピードが遅いからといじめられることはなくなる。多様性の認知。支配者のご都合な目標からの脱出。

 

義務教育はブロイラじゃねーわ。

義務教育なんていらねーわ。

親が責任もって子育てすべきじゃね。

でも日中は無理なのでどこかで預かってもらえないだろうか。

あ、学校っていいね、程度でよいじゃん。

 

大人の汚い世界に子供たちを巻き込むな。

という視点を与えてくれたドラマでした。

まだ、最終回来てないけどwww