風をつかまえた少年
風力発電で電気を起こして生活を豊かにする話。
アフリカ(マラウイ)の事を知りたくて手に取った。
想像以上の貧困と生活。
水害と災害と大企業の横暴。
大地が枯れていくのは人災じゃないかと思い知らされた。
過去は族長が飢饉を救った。
いまは民主主義が飢饉を救ってくれる、はず、
なのに、多数決は貧困層を見捨てる。
そして、見捨てられた技術やゴミから電気を作り出した少年。
自転車のダイナモ!
捨てられたポンプ?
使い古しで、今ココにも其処にも見向けもされない技術がマラウイの大地を救う。
外にも、もっと簡単で便利な捨てられた技術がある、はず。
危険な原子力や炭素を利用しないで必要最低限の生活が手に入るのでは。
と、思わされてしまう。
改めて、いま、いろいろな方に見ていただきたい作品だった。