パラサイト 半地下の家族 という作品
はじめて韓国語映画作品をみた。
どこかで是枝監督とポンジュノ監督の対談放映をみたのだ。
偶然見かけて最後まで聴き入ってしまい、興味を持ったのがきっかけ。
彼の国の下層民はどれだけ悲惨な生活を強いられているのかゾッとする。隣から見ているからゾッとする事ができたが、自分の今を考えると同じではないかと、さらにゾッゾッとする。流石に半地下には住んではいないが一歩違えば同じだったろう。そしてその環境に何の疑問もなく暮らしていた事だろう。
臭いがキーワードてして最高にやばいのはうすうす知っていた。
全人格を否定されるようだ、が、自分ではどうしようもない。
「くさいんだよ、おまえ」
絶対いわれたくない言葉。
物理的な匂いならまだしも、なぜだかわからないが我慢できないにおいを指摘してはいけない。
そっと皆が同じにおいになるよう考えよう。
ついでに、「グエムル/漢江の怪物」をみた。
こっちは、なんつーか、反対米家族なのか、
弱腰政府なのか、
怪物が笑える。
ラストで妹がなくなり、孤児が生き延びる。
そこ、らしいねと思った。
歴史を積み重ねてきた人の作品だなと。
たかが映画、されど映画、何かを知るきっかけになる、よかった。
監督さん、スピルバーグじゃねーよ。
もっと違うところをエグッテイル、多分。