再発するという問題
左目の視力が悪くなり、時間とともに奪われていく。
ここ4か月は進行が止まり悪いなりに視力も回復していた。
ただ正月明けから文字が読めなくなり、本日検査をうける。
再発。
血管から血が滲みだし始めている。
注射で止めるか、もう少し様子を見るかの選択肢を医者から問われるが、
どうせ治療するなら早いほうが良いので月末に4回目の注射を決断。
これで終わりになればよいが。
ただこれだけのことだが、もしかしたら治ったとも思っていたので、
再発はまいった。
もし、これが命に係わる病気だったら、もっとつらかったろう。
何度もドラマで見てきた再発の宣告をシーン。
その方の気持ちには寄り添ってなかったと、改めて思い知らされる。
一度目の先刻より絶望感は高いし重い。
軽い言葉で、大丈夫とか、きっとなおるよとか、もう言えない。
治療は辛い。
受けたくない。
それが本音。治るなら我慢もできるが、再発してんじゃ、また次もあるってこと。
何とかなる、なんとかなるさ、
そう、それだけなのだ。
70歳の一人暮らしの老人が「誰も訪ねてこない、何のためにいきるんじゃろ?」と言っていた。胸を一突きされた。
それは沼だ。そこにはまっては生きて出られない。
はまらないように毎日新しいことを見つけていこう。