No Offence ~good after bud~

眠れない時間の妄想と思考、あくまでも個人的な1億分の1の個人的な破片です。。

神様から一言

主演:伊藤淳史

ほう、かれが主演ってめずらしい、かも。

神様からひと言 | ドラマの動画・DVD - TSUTAYA/ツタヤ

 

お客様相談室に飛ばされた主人公が、

なんやかんやでいじめられたり、トラブったりを解決するコメディ。

 

かと思っていみていたら、

会社自体が大きなトラブルメーカーだった。

自分の会社が嫌で株価を下げて叩き売ろうなんてオーナー社長はいないだろうけど、

お客様の声は神の声、なんてきれいごとをまともに実践している会社は稀有だろう。

偽装、欺瞞、利己主義。

いっそのこと企業は利益を出してはいけない、とか決めなければ顧客を顧みないのかね。社長さん、あーたも顧客の一人なんですけどね。馬鹿にされてますよ他社から見れば。見下しあいの連鎖。何が神の声だ。

と、このような状況の中で主人公は生きていく。

それでも生きていく。

小さな感謝が働く目的を思い出させてくれ、生きていく。

会社に命を削り取られるなんておかしくはないか、と問いかける。

 

オチが味方が身近にいたなんてありきたりなところで収まってしまったり、

怖そうなラーメン屋(豊原功補イイね)でなぜあれで許される?

とか、言いたいことは山ほどあるがよしとしましょう。

ただラスト、ホワイトな企業に吸収合併されて経営陣が落ちぶれていくというのがすっきりしたかもね。倍返しだ~(笑)

 

原作小説はまだ読んでいないので、実はよくわからないことがひとつ。

じゃ、神様からの一言ってなんなん?ってこと。

お客様の声、

んにゃ、

上席の声、

まっさかね。

まじ神様の声!

テーマが違うし。

と考えていると、

もしかしたら、

自分の声なんだろうか。

もっともっと広い意味での感謝の言葉なんだろうか。

エンタメとしては笑えるけど・・・

☆☆

 

追記

NHKで同じ原作でドラマ化されていた、らしい。

あの小出さんがやらかしたとき直前で放映中止になったそうだ。

こちらはもう少し期待できそうだっただけに残念。